放射線室
放射線室
Radiation Room

安心・安全な検査を求めて
レントゲン室では、一般撮影・CT・MRI・X線TV・骨密度測定・無散瞳眼底撮影の各検査を行っています。
基本的な精密検査に対応しているのでわざわざ遠くの病院に掛からなくても当院にて検査を行えます。
2012年電子カルテシステム導入によりIT化が進み、検査依頼は電子カルテより依頼され、検査画像はPACSと呼ばれる画像保管システムに保管され、診察室のモニタに表示されます。
高齢者の方のことを考えた安心、安全に精密検査を行える各装置と電子化によるペーパーレス、フィルムレスで患者さんにも環境にもやさしい充実した設備が整っています。

一般撮影検査
エックス線を診たい部分にあてて、身体を通過した情報から疾患や骨折の有無を調べる検査です。検査部位によって姿勢(立位・臥位)や体の向きが異なります。また、より良い画像を撮影するために息止めの合図をすることがあります。
検査にかかる時間
部位によって異なりますが、ひとつの部位の撮影に要する時間は数分です。診たい部位が多くなるほど、検査時間も増えます。
身体の静止と呼吸を止めていただく時間は数秒です。詳しく診たい場合の撮影は、いろいろな角度で撮影するため、検査時間が10分〜20分程度かかる場合があります。
検査の注意点
禁忌事項
- 妊娠中または妊娠している可能性がある場合は必ず事前にお知らせ下さい。
検査前
- 部位によって脱衣または更衣をお願いする場合があります。着替えやすい服装でお越し下さい。
- 診断の障害となるもの(湿布、ネックレス、ボタン、入歯等)を外していただくことがあります。
検査中
- 呼吸と身体の静止の指示(合図)に従って下さい。
- 撮影方法により体位(姿勢、体の向き)をとるため身体に触れる場合があります。また、疼痛のある場合は事前にお知らせ下さい。
検査後
- 検査終了後、特に注意していただくことはありませんが、他の検査がある場合の注意点(飲食、排尿等)をご確認下さい。
- 検査前に外した所持品や診察券などを忘れないようにご注意下さい。
参考文献
放射線検査説明に関するガイドライン;公益社団法人 日本診療放射線技師会

X線TV検査
X線TV検査は、食道と胃、十二指腸を検査する上部消化管検査(胃透視)と大腸の入り口から肛門近くの直腸までを検査する下部消化管(注腸)に分けられます。どちらの検査でも造影剤 (バリウム)を胃や腸の壁に付着させ、空気を入れることで風船のようにふくらませた消化管の内側の壁のこまかい状態を観察し撮影します。
検査にかかる時間
胃や腸の形や位置は人によって大きく異なりますので検査時間には個人差があります。上部消化管検査(胃透視)では通常検査が始まると10分〜15分程度で終了します。 また下部消化管検査(注腸)検査は15分〜20分程度で終了する場合が多いですが、場合によっては長い時間かかる場合もあります。
検査の注意点
上部消化管検査(胃透視)では炭酸ガスを大量に飲んでいただきますので、ゲップ、咳等がしたくなりますが、良い検査のために我慢してください。下部消化管検査(注腸)ではカテーテル と呼ばれる管を肛門より数センチ挿入します。カテーテルから空気を入れるので「オナラ(ガス)」がしたくなりますが、我慢していただきますようお願いいたします。
上部消化管検査(胃透視)、下部消化管検査(注腸)ともに専用の検査着に着替えていただきますので、当日は着替えやすい服装でお越しください。
注意事項
- 検査台の上で身体の向きを換えていただきますので極端に体調の悪い方や意思疎通のむずかしい方はこの検査は不向きです。
- 心臓病・腎臓病・妊娠中または妊娠の可能性がある場合は必ず事前にお知らせください。
- 服用中のお薬がある場合は必ず医師にご相談ください。
- 検査中、万が一気分が悪くなった場合はすぐにお知らせください。
禁忌事項
- 消化管穿孔があると言われている方は禁忌です。
来院前
・胃透視
- 検査前日の夕食以降絶食にてお願いします。
- 当日は検査終了まで絶飲絶食でお願いします。
・注腸
- 注腸検査のための食事をお出しします。この食事以外は食べないでください。
- 水分は十分に取ってください。
検査前
・胃透視・注腸
- トイレを済ませてください。
検査中
・胃透視
- ゲップ、せき、くしゃみを我慢してください。
・注腸
- オナラを我慢してください。
検査後
・胃透視
- どんどんゲップを出してください。
・注腸
- どんどんオナラを出してください。
※造影剤(バリウム)を排泄させるため、水分(お茶、ジュース、水等)をいつもより多く飲んでください。水分摂取が少なかった 場合、バリウムが体内に残って腸が詰まる原因になります。
・筋肉注射(ブスコパン)をした方へ
- のどが渇いたり、物が見えにくくなったりする場合があります。
- ほとんどの方は1時間以内に回復しますが、しばらくお休みいただき、車の運転をなさる場合には十分ご注意ください。
参考文献
放射線検査説明に関するガイドライン;公益社団法人 日本診療放射線技師会

CT検査とは
CTとはComputed Tomography(コンピュータ断層撮影)の略です。身体の周りからエックス線をあて、身体を通過したエックス線情報コンピュータで解析し、連続した断層写真 (輪切りの画像)を得る検査です。当院では、らせん状に連続撮影すること(ヘリカルスキャン)で、全身を一度に検査することも可能です。病変を詳しく診るために腕の静脈からヨード 性造影剤という薬を注射しながら撮影することがあります。また、たくさんの薄い断層写真を得ることで、3D画像(立体的な写真)をつくる事も可能です。
検査にかかる時間
通常検査の時間は10分〜20分程度です。また、身体の静止と呼吸を止めていただく時間は、15秒前後です。詳しく診たい場合には、撮影回数を増やし、ヨード性造影剤を注射する場合 がありますので、検査時間が延びることがあります。詳しくは担当の診療放射線技師にお尋ねください。
検査の注意点
禁忌事項
次項に該当する方は、検査ができない場合があります。事前に医師または診療放射線技師にご確認ください。
- ペースメーカーや除細動器を装着している(手帳をお持ちください)
- 妊娠中または妊娠している可能性がある
- 過去にヨード性造影剤に対する過敏症(吐き気、かゆみ)があった
来院前
- 造影検査の場合、午前の検査は朝食を、午後の検査は昼食を食べないでください。
- 常用薬をご使用の方は、通常通り飲んでください。
検査前
- 検査部位にあるアクセサリーなどの金属類、エレキバン、使い捨てカイロなどは外していただきます。
- 造影検査の場合、喘息、アレルギー(食物、薬など)がある方は申し出てください。
検査中
- 検査用ベッドに横になり、しばらくすると撮影の合図とともにベッドが移動します。動かないで静かにしていてください。
- 息止めが必要な場合は合図をいたしますのでそれに合わせてください。
- 検査中は担当する診療放射線技師とマイクを通して話しができます。何かあれば声をかけてください。
- 造影剤を使う検査では、お薬の影響で身体が熱く感じますがしばらくすると戻りますので心配しないでください。
検査後
- 食事等、特に注意していただくことはありません。
- 造影剤を使用した場合は、水分(お茶、ジュース、水等)をいつもより多くとるようにしてください。お薬は尿になって出ます。
参考文献
放射線検査説明に関するガイドライン;公益社団法人 日本診療放射線技師会

MRI検査とは
MRIはMagnetic Resonance Imaging(磁気共鳴画像)の略です。強力な磁石と電波を使って身体の内部の状態を診る検査です。電波をあてて、 出てくる信号を読み取り、いろんな方向の断層像を作ることが出来ます。
検査中、「ドンドン」「コンコン」という大きな音がしますが、磁場の高速切替えのために振動している音です。心配いりませんので、動かないで 静かに横になっていてください。
身体を詳しく診るために腕の静脈から、造影剤(ガドリニウム)を注射することもあります。
検査にかかる時間
通常検査の時間は30分〜40分程度です。詳しく診る必要がある場合には、撮影回数を増やし造影剤を注射する場合がありますので、検査時間が延びることがあります。 詳しくは担当の診療放射線技師にお尋ねください。
検査の注意点
禁忌事項
次項に該当する方は、検査ができない場合があります。事前に医師または診療放射線技師にご確認ください。
- 手術により金属等が体内にある(ペースメーカー・人工内耳・血管ステント・動脈クリップ・人工関節・歯科インプラント等)※一部対応可能な物もあります。
- 妊娠中または妊娠している可能性がある(妊娠3ヶ月以内)
- 高度の閉所恐怖症
- 刺青、マグネット付き義歯をしている
以下のものは、取り外していただきます
・ヘアピン・ネックレス・イヤリング・指輪・時計・メガネ・コンタクトレンズ・補聴器・入歯
・財布・磁気カード類(診察券等)・携帯電話・湿布
・エレキバン・カイロ・ニトロダーム
・ニコチネル・マスカラ・アイシャドウ・アイライン・ネイルアートなど
来院前
- 体内および衣類の金属類などは検査の障害となります。禁忌事項を参照いただき、着替えやすい服装でご来院ください。
- 造影検査の場合、午前の検査は朝食を、午後の検査は昼食を食べないでください。
- 常用薬をご使用の方は、通常通り飲んでください。
検査前
- 身体にあるアクセサリーなどの金属類、エレキバン、使い捨てカイロなどは外していただきます。
- 造影検査の場合、喘息、アレルギー(食物、薬など)がある方は申し出てください。
検査中
- 撮影中は装置の中ですが、常に診療放射線技師が安全を確認しながら検査を進めます。
- 大きな音とベッドの振動がありますが心配いりません。出来る限り身体を動かさないでください。
- 息止めが必要な場合は、合図をしますので指示に従ってください。
- 気分がすぐれない場合は、手にお渡しするゴムボールを握ってお知らせください。
検査後
- 食事等、特に注意していただくことはありません。
- 造影剤を使用した場合は、水分(お茶、ジュース、水等)をいつもより多くとるようにしてください。お薬は尿になって出ます。
参考文献
放射線検査説明に関するガイドライン;公益社団法人 日本診療放射線技師会

骨密度測定検査
骨密度(骨塩量)を測定し、同世代と比較して骨がどれだけ丈夫かを数値で表す検査です。

無散瞳眼底撮影検査
散瞳薬を使用せず眼底撮影する検査です。
眼底は人体で直接血管を観察できる特殊な部位であり、高血圧、動脈硬化、糖尿病などの患者さんにおいて病変の現状や過去の経過をある程度把握することができます。
また緑内障の早期発見にも有用です。